2021.4.18

昨日、家から出なかった。コンビニにコーヒー買いに行ったくらい。今日もこの時間から出かけることはないだろう。何に一番時間使ったかって、ユーチューブばっかり見てた。ますみさんが還暦祝いで3人で温泉に行った回は笑った。まず、荷物を忘れる。エレベーターで部屋のある階についたら、あれ、荷物はってなって、普段はホテルの人が運んでくれるみたいなんだけど、コロナ対策で自分たちで運ぶことになっていたらしい。受付に戻ると置きっぱなしになってた。鍵ない(結局あった)、食事券落とした(再発行してもらえた)とあり、おち?は、ますみさんが財布を家に忘れてくる。部屋につくまでがばたばた。食べてしゃべって本当に楽しそうで、見ているだけでこっちも楽しい気分になれる。

他の動画で、ますみさんが髪を染めたほうがいいってコメントがあるけど、こういう理由で染めません、見苦しくてすみませんって謝ってたんだけど、謝る必要ないのにって思った。結構外見に言及するコメントが来ているみたいで、そういうこと言う必要なくないって思ってしまった。見ている人が多くなると、そういうコメントも多くなるんだろうな。

柳美里さんの「JR高田馬場駅戸山口」読み終わった。主人公のゆみは、夫が長野に単身赴任で、息子のゆたかと2人で暮らしている。東日本大震災後の世界で、ゆみはゆたかのために放射線を計り、汚染されていない野菜や、高くてもいいものを、遠いスーパーまで買いに行く。幼稚園の教育方針をめぐって園と対立するが、それも全てゆたかのため。しかし、そのことが夫や周囲との溝を生み、ゆみは孤立してしまう。「JR上野駅公園口」と同じように、主人公とは関係ない周囲の会話がそのまま書かれ、主人公の目に映っているであろう看板や周囲の景色がそのまま描写される。今作では、それがゆみの孤独を際立たせて、押しつぶされそうなゆみの気持ちが伝わってきて、今これ書きながらも泣きそうになっている。辛かったね、ゆみ。

仕事のこと考えないようにしようと思っても、そりゃ考えちゃうよねと。でも、自分でも思っていたほど落ち込まなくて、よかった。